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女優のオードリー・ヘップバーンの「ヘップバーン」とローマ字のヘボン式の「ヘボン」、

これはどちらもHepburnという固有名詞ですが正しい発音を無理矢理カタカナへ変換するとすれば

pとbはどちらも唇音で後者が有声音の為無声音のpは打ち消されて「ヘッバーン」となります。

この場合固有名詞ですので音重視にするかスペル重視にするかと言う問題だけなので大したことではありません。

しかし最近の何でもスペル重視のカタカナ語にする風潮にはすこし辟易しております。

久々に日本に戻って色々な方とビジネスのお話をする機会があったのですが、

初めて聞いたときに何の事だかサッパリわからなかったのが起業家などを意味する「アントレプレナー」。

特に自己啓発のビジネスセミナー等で多用されているようですが、カタカナにする必要があるのでしょうか。

職業柄そういったセミナーを開催する方たちと関わる事も多いのですが、

数年前までは誰もこんなカタカナ語は使っていなかったと思います。

英単語としての「entrepreneur」は19世紀にフランス語の「entreprendre:引き受ける」という単語と英語の「enterprise」という単語が語源で発音もスペルも少し複雑なので、

字面通りに発音したカタカナ英語になるとHepburn以上に本来の発音とは大きく乖離してしまいます。

entrepreneurという単語を知っている人でもアントレプレナーと言われたらさっぱりわからないでしょう。

このようなカタカナ語は今に始まったことではありませんが、聞くたびに悲しい気分になります。

美しい日本語を破壊する滅茶苦茶なカタカナ語。

豊かな人生は豊かな文化の上に成り立ちます。

真のグローバルな人間というのは自国文化にも精通した人物です。

日本語で事足りる単語までむやみやたらにカタカナ語にするのはやめませんか?



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